グランドモスクとスーク、クウェートの暑すぎる海、少し落ち込んだ日

2019年9月5日

今朝は日差しが本気を出す前にクウェートで最大の観光名所、グランドモスクという有名なモスクに向かいました。
モスクでは全身黒ずくめのアバヤの着用が義務付けられているため、人生初モスクと同時に人生初アバヤも体験しました。
グランドモスクの美しさ、写真でうまく伝わりますかね・・・
近くから装飾を撮った写真ばかりなのでこのとんでもない広さはあまり伝わらないかと思いますが、
この本堂(ってっ表現であってるのかな)には1万人以上の礼拝者が入ることが出来るとのことでした。
鳥肌がたつほどの圧倒的な美しさと壮大さ。

 

人生において観光というものをあまりしたことがなく、というのはその場所にたどり着くまでに苦しいプロセスがないとあまり綺麗さを身をもって実感できないため、今までそういうあからさまな観光は避けてきたのですが、登山や峠以外でこんな感情になるとは思いませんでした。
グランドモスクの建築は比較的新しく、クウェートの絶大な資金力をもって立てられたたものなのであまり歴史的な経緯というものはありません。
でも、宗教施設という神聖さは無宗教者ながら実感するものがあり、写真を撮るのがなんとなくはばかられるような、そんな圧倒的ななにかに押されるような感じがありました。
こういう感情的なものは言葉にしても全く伝わらないものなので、百分は一見にしかず、きになる人はクウェート航空に課金してクウェートまで来ようね。
さて、グランドモスクの話はここまでにして。
グランドモスクを出た我々は、そこから徒歩5分ほどのところにある街のスークに行きました。
世界史を勉強していた人はお分かりかと思いますが、スークというのはアラビア語で市場という意味なのですが、ここがまあ面白いのなんの。
歩道の両側にびっしりお店が並んでいて、スーク自体が迷路みたいになっており、地下へ続く階段を進むとアバヤがたくさんあるお店が見つかったり、細い道を進むと香水やさんがびっしりあったりと、なんていうんだろうかな、ディズニーが作っているプリンスオブペルシャっていう映画があるんですけど、主人公が町中の市場を追ってから逃げるシーンがあるんですね。そのエキゾチックな街並みが連想されるような、そんな場所でした。
異国熱に浮かされて見事アバヤを購入。
さようなら10KD・・・
そのあとは海に向かい、クウェートの築地みたいなところも観光し、無事寮へ帰宅。
こう書くとただ観光を楽しんでいたように見えますが、帰りのタクシーではずっと落ち込みっぱなしで。
なぜかというとあまりにもアラビア語が話せないんです。
一緒に観光してくれたオーストラリア人の女の子はアラビア語を話そう話そうと現地の人にも積極的に話しかけていて、私はそれについて行くだけ。不甲斐なさをひしひしと感じていてこの国に着陸して3日目にしてなにかに追われているような、後ろから崖が迫ってくるようなそんな気持ちになっていました。
ということで今日から、拙いながらにブログの最後にアラビア語の日記を3行程度つけていこうかと思います。
実家の札幌は昨夜の自身で数メートル先まで液体化していて大変らしいいです。
早く全部大丈夫になってほしいな。ハンニバル佐藤でした。
ذهبت إلى المسجد الكبير و سوق المباركية و ابحر مع أصدقاء
المسجد الكبير حمير و واسع
اشتريت عباية في سوق المباركية
الجو جميل جدا في الكويت بسبب أستطيع أن التقاط صورة
لا أستطيع أن تكلمت اللغه العربيه اليوم
أريد أن أدرسها هذه الليلة