公募推薦入試での志望校の選び方
今回は11月にある公募推薦入試の志望校の選択について、どのように選ぶのがよいかを説明しようと思います。
今までみてきた生徒の入試動向も踏まえて説明しますので是非ご参考にしてください。
公募推薦の志望校は、産近甲龍とそのすべり止めを受ける
関関同立志望:近大や龍谷+京産や他すべり止め大学を受ける
関関同立志望の方はまずは近大や龍谷、そして京産や他すべり止め大学を一応受けましょう。
関関同立志望の方はここで産近甲龍のどこかに受かりたいです。
ここで産近甲龍全落ちすると、関関同立に行けるのか、志望校を下げるかどうかと進路面談含め不安定になっていきます。
近畿大学や龍谷大学は、一般で関関同立に受かる人でも落ちることがよくあります。
ここで1校も受からないと、大半の受験生は勉強の調子を崩します。
そのため、英語が文法問題15問ある京都産業大学や、その他すべり止めになる大学を受けておいたほうがいいです。
京都だと佛教大学は産近佛龍とも言われるので受けるのがよいかと思います。
私の生徒でも、公募で近畿大学には受からなかったものの京都産業大学に受かったため、関関同立を目指すモチベーションを上げて一般で近畿大学と立命館大学に合格しています。
一方でプライドが優先してすべり止めを受けず、公募で近畿大学や龍谷大学だけを受けた生徒はかなりの割合で勉強の調子を崩しています。
どこかに受かっていないとその後が厳しいです。
公募推薦の日程は全日程受ける
できる限り全日程受けてください。
入試は当日のコンディションや問題難易度に大きく影響を受けます。
国語で言えば、哲学分野の現代文が出て撃沈している生徒がかなりいます。
数学でも得意分野が出る日もあれば苦手分野が出る日もあります。
公募で全落ちするとそれ以降がどう考えてもきつくなりますし、浪人や予備校の冬期講習科目を増やすことになったりしたら受験料より圧倒的にお金がかかります。
関関同立を目指している受験生は基本的に、産近甲龍に受かるだけの能力はあるはずです。
保護者の方はその能力を証明するチャンスを増やしてあげてください。
産近甲龍志望:産近甲龍+他すべり止め大学を受ける
産近甲龍志望の方は、産近甲龍と他のすべり止め大学を受けましょう。
近大や龍谷志望の方は特に、すべり止めで京産を受けましょう。
近大や龍谷は関関同立のすべり止めとして受ける方が多いので、公募はかなり大変です。
むしろここで受かったら関関同立狙えます。
公募で近大や龍谷に落ちても、京産に受かることで産近甲龍ラインには立てているという自信につながります。
また、京産に受かっていれば一般で近大や龍谷がだめでも京産に行くことで、浪人しない選択肢が取れます。
当たり前ですが浪人しないほうが金銭的に安いです。
産近甲龍は全日程受ける
産近甲龍志望の方は、志望校に関しては全日程受けてください。
また近大、龍谷志望者は、近大or龍谷+京産を全日程受けれるだけ受けましょう。
前述もしましたが、公募で受かったという成功体験が大事になります。
また、ここで志望校に受かったら一般入試を受けなくてよいわけです。
ということは、予備校の冬期講習や一般受験のお金が浮くということです。
浪人も回避できます。
絶対に公募で受かったほうがいいです。
関西私大英語マドラサゼミでは、受験に関する気になることありましたらぜひお問い合わせください。
読んでいただき、ありがとうございました。